revivre
2018年 03月 28日とても素敵なアンティークドアを見つけました。
何百年か前にクロゼットのドアとして作られたものだそうです。
このドアを使って
もう一度家具に作り変えてもらいました。
最初、私が作ろうかな・・・と言ったら、
置きたい場所が、前に柱のある限られたスペースで開き戸にすると開かないため
引き違いにスライドできる扉にしてもらいたいことと
そんなおもいきり和風な形体でありながら
フランスアンティークにあるような家具のように仕上げてもらいたいという
またややこしいことを注文させてもらいましたが
社長の中山さんは快く引き受けてくださり、
(注文してすぐにモールディングを買っておいてくれたそうです。バイタリティ溢れるお人柄が素敵です)
先日大工さんが作って納品してくれました。
モールディングの感じとか色合いとか、アンティークドアと同じ時代に作られたのかと思うような出来上がりで、イメージとして送らせてもらっていたアンティーク家具の写真と見間違うくらい理想通りというか
こんなにかっちり家具として再生できるんだ、と理想以上に素晴らしい出来に大興奮でした。
かなり古いアンティークドアなので形がきっちり四角ではなかったのですが
ぴったり閉まるし、
ドアは1枚でも相当な重さなのですが戸車とレールで指1本で開閉できるくらい軽く動くので
日に何度も開け閉めしても全くストレスを感じません。
見えない所でちゃんと補強されていたり、
↑加工してもらう前の状態
埋め込まれるように付いていたヒンジ(ドアの左右に付いている蝶番)やラッチ(錠)もきれいにカットしたりして外されていて、
私がやっていたら「うーん、取れない(汗)」とか「今にも壊れそう・・・」と多分途中で途方に暮れていたと思います。
やっぱりスタイルハウスさんに頼んで良かったです。
中に電化製品を置きたかったので配線が出来るように背板はなしで頼みました。
開けた時に見える引き出しがかわいくておしゃれです。
このアンティークドアの彫刻は昔の職人さんが手彫りされた素晴らしい芸術品。
何百年も前に作られたアンティークドアを現代の大工さんに家具として再生していただき、いつも見えるところでこれからも使っていけることがとても嬉しいです。
by foretoileblog
| 2018-03-28 00:00
| bricolage・renovation