永遠のこどもたち
2018年 07月 11日CINEMA
『永遠のこどもたち』
子どもの頃孤児院で育った主人公ラウラが
夫カルロスと息子シモンと共に
孤児院を再建するために自分がいた孤児院だった古い屋敷を買い取り移り住みます。
孤児院を開く前のパーティーで
気持ちが通じ合わず思わずシモンの頬をたたいてしまったラウラ。
その後シモンの姿が消えてラウラは必死に探し回りますが・・・。
2007年スペイン・メキシコ合作映画
監督:フアン・アントニオ・バヨナ
キャスト:ベレン・ルエダ、フェルナンド・カヨ、ロジェール・プリンセプ、ジェラルディン・チャップリン
チャンネルを回した時にたまたまテレビで放映されていたのを
何も知らずに見始めて
話の展開が面白くて引き込まれ最後まで夢中で観ました。
最後に「あぁーっ(涙)!」という衝撃と
これで良かったんだというある意味ハッピーエンドの
強い余韻を残す映画でした。
母の子どもを想う愛情の映画だと感じました。
伏線があちこちに散りばめられていて隅々まで見逃せない。
また観たくなり二度目に観た時に、これってやっぱりホラーやったのねと気付いたくらい
母の愛情と悲しみの印象が強く、謎解きが面白いです。
多分見ている間、私自身も主人公になりきっていてシモンを探し出したかったから怖くなかったのかもしれません。
二度目、三度目と観てジワジワ怖くなりましたが(苦笑)、好きな映画の一つになりました。
普段ホラーは怖いので観ないのですが、同じようにホラーは観ないという人にも観てほしいです。
息子のシモン役の男の子がとてもかわいい。
子ども部屋のカーテンがかわいい、とか、ドアノブひとつひとつが美しかったり、景色や建物などの美しさもこの映画を好きと感じる要素なのかもしれません。
by foretoileblog
| 2018-07-11 00:00
| culture
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