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藤田嗣治展

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没後50年藤田嗣治展へ行って来ました。
史上最大級の規模だそうです。
たくさんの作品を見ることができ、
マチエールや構図、確立された独自の画風に
改めてセンスと才能を感じました。

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レオナール藤田が人生最後に暮らしたヴィリエ=ル=バルクの小さな家メゾン=アトリエ・フジタの外観は私が理想とする憧れの家だということと、
およそ100年前、藤田は画家として美術の中心であったパリで高い評価を受けた日本人画家で
その後フランス国籍を取得し、レオナール藤田となったこと、
レオナール藤田の代名詞となっている乳白色の下地の絵が素晴らしい、というくらいの認識しか私はなかったのですが、才能溢れる絵をたくさん見、
フランス語で『お調子者』という意味の『フーフー』という愛称で呼ばれていたという人物像や
戦時の日本で戦争画を描いたことで責任を一身に負わされたその背景を知り、
さらに興味を持ちました。

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あと2日しかありませんが、
京都国立近代美術館
12月16日(日)まで

by foretoileblog | 2018-12-15 00:00 | vie quotidienne