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2018年 12月 24日
子どもが生まれてから
よく子守唄を歌うようになりました。
中でもシューベルトの子守唄は
短いことばの中にギュッと
優しさと美しさが詰まっているので一番好きです。
訳詩が内藤濯さんだと知って驚き、そして納得しました。
とても大好きな本『星の王子さま』を翻訳したのと同じ方だったから。
星の王子さまは言わずと知れた名作。
読むたび涙が出るのですが、自分の心の状態や出来事、気になっていること・・・
その時々で心揺さぶられる場面が違います。
フランス語の原作が素晴らしくて大好きなのは変わりありませんが、
もしも内藤濯さんの翻訳でなくても
こんなにも好きになっていたのだろうか?・・・と思うくらい
原文を読んで、日本語のこの単語、この言い回しを選んだセンス、人間性に惹かれます。
『翻訳とは原文のリズムを移す日本文学である』とおっしゃられていたそうです。
聖なる星降る夜
サンタさんがみなさまのところにも来ますように☆
Joyeux Noël
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by foretoileblog
| 2018-12-24 15:00
| vie quotidienne
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2018年 09月 26日
粉粧楼やミニバラ、譲り受けた名前のわからない赤いバラたちは
夏の間も愛らしい姿を見せてくれていました。
酷暑だった今年の夏にも負けず、繰り返し蕾を付け、花を咲かせるバラたち。(株が疲れてしまうからピンチして咲かせない方がいいのかなと思いながら、こんなに咲いてくれるのは初めてなので初心者の私は自然のままを今年は見届けてみようと、あるがままに。)
ピエールも毎日見る度に背が伸びていて。
バラの強さを知りました。
夏はバラにつく虫も来ず、病気にもならず、意外にも夏は世話しやすいなーと感じました。
もちろん毎日の水やりは欠かせませんが、早朝に起きて庭や畑に水やりをしながら緑や花に癒され
ホースにじゃれつく猫のアントワーヌ(クロちゃんから改名)と遊び
畑の恵みを収穫する喜びは、世話をするというよりも
私の楽しみに。
(↑*アントワーヌの写真は春のもの)
小さな頃に『バラ』というと思い描くのは赤くて剣弁高芯咲きのザ・バラという感じのバラでした。
譲り受けたバラはまさにそんな感じの赤いバラ。
今は色んな種類のバラが出回っていて
高貴で棘があって近寄りがたくて・・・というイメージはなくなりました。
もっと身近で愛らしくていい香りがして癒してくれる・・・。
今は赤いバラを見ると星の王子様に出てくるバラを思い出します。
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by foretoileblog
| 2018-09-26 00:00
| fleur et le jardin
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